どうも、青島です。
「恐怖の真贋調査」と少しだけ煽りましたが、今回は真贋調査について調べてみます。
自分も今までに一度だけ購入者からのクレームによる真贋調査を受けたことがあります。
初めはかなり動揺するし、資料作成にも時間がかかります。
時間がかかるだけであればまだしも、最悪の場合はAmazonの支払いが留保されたまま、アカウント停止になってしまいます。
真贋調査について、ひたすらにおびえるだけでなく適切な知識を得て、事前対策をすることが重要です。
それでは、真贋調査について勉強していきましょう!
3つのパターンがある
真贋調査には、3つのパターンがあります。
それでは順番に見ていきましょう。
ランダムピックアップ型
これは、Amazonアカウントを開設してから一年未満の初心者セラーを対象とした真贋調査です。
一年未満のセラー全員に来るわけではないので、安心してください!
アカウント開設してから一年以上経過するとほぼ発生しない真贋調査と言われています。
真贋調査の中でも、アカウント停止につながりやすく、一番厳しい調査です。
何の前触れもなく、Amazonからアカウントが一時的に閉鎖され、支払いの振込も留保されます。
そして、自分が出品している商品の中の「3つの商品(3ASIN)」について正規品証明のための請求書と改善計画書の提出が求められます。
書類提出までの猶予期間は、「17日間」となっています。
書類提出が17日以内に行われない場合もしくは書類提出が2回失敗した場合は、アカウント閉鎖する可能性もあるとはっきり書かれています。
ランダムピックされやすい商品の特徴としては、Amazonにブランド登録された有名メーカーの商品が上げられます。
有名メーカーとは、例えば任天堂とかパナソニック、東芝などですね。
セラースケットという有料サブスクサービスに登録すると、過去にランダムピックアップで摘発された具体的な商品がわかります。
最近はランダムピックアップ型調査についてほとんど聞かなくなりましたが、Amazon開設して一年未満の場合は、有名メーカーの出品は控え目にしたほうがよいかと思います。
購入者からのクレーム
これは、購入者がAmazonのカスタマーサービスなどに直接クレーム(偽造品である!とか不良品が届いた!など)を報告することによって、真贋調査となるケースです。
しかし、クレームが入ったからといってすぐに真贋調査となるわけではないようです。
自分のケースでは、購入者から「偽造品である」というクレームがあったと思われます。
「不良品である!」というクレームだと自分の場合は、一度も真贋調査に発展していません。
ですが、油断は禁物です。
もし購入者から電話やメッセージなどでクレームの連絡があった場合は、Amazonに直接クレームが行く前に真摯に対応したほうがよいです。
また、ランダムピックアップ型と違って、購入者クレームの真贋調査の間はアカウントは一時停止されませんし、書類提出までの期間も明示されていません。
誤解を恐れずに言うと、ランダムピックアップ型よりも「優しい」真贋調査と言えそうです。
個人的に大事だと感じたのが、一週間程かかってもいいので完璧に仕上げた資料を作成することです。
中途半端な資料を提出していると、真贋調査の突破の難易度が上がるそうです。
きちんと整合性のとれた書類を作成して、一発で真贋調査を突破できるようにしましょう。
メーカーからのクレーム
これは、メーカーから偽造品であるというクレームが入ることによる真贋調査です。
電子・電機メーカーからのクレームが圧倒的に多いです。
特にAmazonでブランド登録されているメーカーで、ブランドページがデザイン性の高いページは注意したほうがいいです。
該当商品のページでブランド名をクリックするとブランドページに飛ぶことができますので、参考程度に確認するといいかもしれません。
あとは、やはりセラースケットで過去情報を見て、どのメーカーがクレームを出しているのかを事前に知ることが有効です。
対策
対策として考えられることは以下のとおりです。
ひとつひとつ見ていきましょう!
セラースケットに入る
これは、何回も何回も回し者かというぐらい言ってますね(笑)
セラースケットに入ると、商品ページに危険度が記入されていて危険な商品が一発でわかります。
また結構重宝するのが、セラースケットの情報掲示板なんです。
これを読めば、ある程度真贋調査の傾向と対策を知ることができます。
メーカーから仕入れる
真贋調査が来た場合に、メーカーからの仕入れ請求書があればかなり通りやすくなります。
あとは、欧米輸入であればAmazon.com本体からでも大丈夫でした(購入者クレームの真贋調査の場合)。
Amazon.com本体が売っていた商品がまさか偽物ではないよね?という論理を展開することができます(笑)
検品体制をしっかりする
これは、購入者からのクレームを防ぐためです。
クレームが即真贋調査に発展するわけではありませんが、欧米輸入の場合は輸送の際に傷がつくことがあるので、中古品で出品するなどして対応しましょう。
商品レビューを確認する
商品レビューで「偽物である」「不良品が届いた」などのレビューが書いてある商品は扱わないほうがよいです。
自分が真贋調査を受けた商品も「偽物である」とか「正規品でない」というレビューがちらほら入っていました。
このような商品は真贋調査に発展するリスクが高いので、利益が出るとしても見送るのが賢明です。
中国メーカー品を仕入れない
これは自分の経験則なのですが、中国のメーカーと取引をしていたのですが、なぜかそのメーカーから知的財産権の侵害をAmazonに訴えられました。
メーカーに知的財産権の侵害が来ているので取り上げてもらえないか?とメーカーにメールをしても「やり方がわからない。」という一点張りです。
「では、知的財産権の侵害を解除するための具体的な資料をほしい」と言ってももらえませんでした。
中国メーカーのすべてがそうだとは言いませんが、突然はしごを外されたりします。
結論:中国メーカー取引は辞めたほうがよい。
まとめ
真贋調査についてよく知らないとひたすらにおびえてしまいます。
ですが、きちんと対策をしていれば真贋調査のリスクはかなり軽減できると思います。
もし真贋調査に発展したとしても、正しい書類を提出すれば突破できることは実証済みです。
きちんと対策をして、Amazon販売でどんどん売上をあげていきましょう!