どうも、青島です。
物販と一口に言っても、たくさんの種類の物販スキームがあります。
例えば、店舗せどり、国内メーカー・卸仕入れ、中国輸入OEM、ebay輸出、欧米輸入などがあります。
その中でも、自分が取り組んでいる「欧米輸入ビジネス」について具体的にメリット・デメリットを含めて語っていきたいと思います。
欧米輸入とは?
欧米輸入について大まかに仕組みを説明すると、アメリカで購入した並行輸入品を日本のAmazonで売る手法になります。
基本的にはアメリカで購入することが多いのですが、ヨーロッパでも仕入れをすることができます。
なので、「欧米輸入」というネーミングになっています。
どのような商品を仕入れるのかというと、日本のAmazonで売っている並行輸入品であればどんな種類の商品でも仕入れます。
もちろん、利益計算をしたうえで十分な利益がとれそうな商品のみ購入します。
仕入れ先(商品の購入先)は、最初はアメリカのAmazon.comがオススメです。
商品が検索しやすいのと利益がとれる商品が見つかりやすいので、初心者セラーには最適です。
まずはAmazon.com仕入れで月利10万円を目指しましょう。
慣れてきたら、アメリカのebay、ネットショップ、メーカー・卸などから安く仕入れていきます。
アメリカで購入した商品は、MyUSという転送会社に一旦送ります。
そしてある程度MyUSに商品が溜まってきたら、自宅に発送します。
自宅に届いたら、商品を確認してAmazonFBAに納品作業をしていきます。
AmazonFBAに納品したら、自動的に商品が売れていきます。
メリット
早く稼ぎやすい
すでに日本のAmazonにある並行輸入品の商品ページに出品をして、売上をあげていく手法なので初心者でも比較的早く売上をたてることができます。
要は、一から商品ページを作る必要がないということです。
商品を輸入して、Amazonの倉庫に納品すればすぐに売上をあげることができます。
また、Keepaというツールを使えば商品の月間売り上げ数なども数字でわかります。
利益がとれそうでも、Keepaを見て全く売れていなければ仕入れを見送ることができます。
仕入れ判断がしやすいということです。
メルカリだと、その商品がどれだけ売れているのかを「Sold」の数を目視でカウントして、推測するしかありません。
Amazonだと各種ツールが充実しているので、ツールを使いこなすことで稼ぎやすくなります。
完全在宅・自動化がしやすい
欧米輸入の場合だと、一歩も外出せずに完全在宅で事業を完結することができます。
アメリカ(MyUS)からまとまった商品を自宅に転送して、商品を確認してFBAに納品します。
さらに、納品作業も日本の納品代行会社に委託することができるので一度も商品を見ることなく売上を上げることができます。
また、欧米輸入は「まとまって商品が自宅にくる」という点もいいところだと思います。
購入した商品が一点一点自宅に届く場合、毎日配送の度に自宅のピンポンが鳴ってストレスが溜まります。
そして、発送作業もAmazonFBAを使えば自分でやる必要がありません。
中国輸入メルカリ販売を以前副業でやっていたのですが、発送作業が地味に苦痛でした。
発送の外注化をするにしてもやってくれる人を探して、マニュアルを作って教育しなければいけません。
外注化するハードルが高いので、ずっと一人で抱え込んでいました。
今は、在庫もすべてFBAに送って自宅にないのですっきりしています。
発送作業をすることがないので基本的に納品作業以外はストレスフリーな毎日を送れています。
リピート仕入れができる
欧米輸入は、リピート仕入れができます。
商品の仕入れ先をリスト化していけばいくほど、稼ぐハードルが低くなります。
仕入れ先を見つけるまでが大変ですが、コツをつかめばそこまで難しくありません。
利益が出る商品を見つければ、何回もリピート仕入れで稼ぐことができます。
仕入れ先をたくさん見つけることで、資産性の高い物販をすることができるようになります。
上位モデルに移行できる
最初は、Amazon.com仕入れから始めることが多いと思います。
ある程度慣れてきたら、自分からコンタクトをとって海外メーカー取引をすることもできますし、卸交渉などもできます。
メーカー取引をすることができれば、小売仕入れをするよりも圧倒的に安く買うことができます。
また日本にメーカーの代理店がない場合は、総代理店契約を結ぶことで日本の代理店として独占的に商品を売ることもできます。
デメリット
メリットばかりではなく、デメリットもきちんと語っていきます!
利益率が高くない
自分が欧米輸入に取り組んだ時の初月の利益率を発表します!
利益率5%を下回りました(笑)
かなりしょぼしょぼですよね・・・。
しかし、安心してください。
リサーチの質が上がってくれば、利益率も改善していきます。
仕入れ先を開拓することで、現在は利益率20%以上を上回るようになりました。
キャッシュフローが悪い
輸入の性質上、アメリカで商品を購入してから日本に到着するまでにタイムラグがあります。
売上金を回収するまでの期間が長くなってしまうということです。
しかも、欧米輸入の場合はランキング上位の売れ筋の商品をあまり扱いません。
中にはすぐに売れてくれる商品もありますが、そこまで売れていないロングテール商品も多いです。
キャッシュフローをよくするために、どうすればよいのかを考える必要があります。
商品の破損リスクがある
アメリカから商品を輸入する際に、商品の破損リスクがあります。
MyUSという転送会社でカッター傷をつけられたり、箱をつぶされたりします。
対策としては、MyUSの無料オプションで「Ship in Original Boxes」を選択しましょう。
MyUSに届いた荷物のままでまとめて送ってくれます。
この無料オプションを使わないと、段ボールの箱にギュウギュウに詰められてしまうことがあります。
送料は多少高くはなりますが、やむを得ません。
自分は、このオプションを付けてから破損が極端に減りました。
為替の影響を受けやすい
これも輸入の宿命ですね。
最近はかなり円安が進んでいることもあって、 ebay輸出が人気です。
自分は、中国輸入・欧米輸入と輸入畑を歩んでいるので、いまさら輸出をやることはありません。
逆張りで、輸入を突き詰めます。
円安で稼げなくなったと思われがちですが、輸入商品で利益が出る商品は実はたくさんあります。
なぜなら、為替の差益で利益をとっているわけではないからです。
リサーチ力を磨けば、利益が十分にとれる商品をガンガン見つけることができます。
強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだ。
ダーウィンの名言です。
(かっこつけんなや・・・)
まとめ
欧米輸入について長々と語ってきました。
自分が円安の状況でも欧米輸入を続けているのはデメリットよりもメリットのほうが大きいからです。
利益率やキャッシュフローが多少悪くても、工夫次第で改善することができます。
物販をやろうと考えている人に少しでも参考になったのであれば幸いです。